 1. 小春日和
小鳥がさえずり、春を感じさせる空気、全てがすがすがしく、新鮮な始まりです。日常の仕事をしていると、騒音や、角張った高層ビルが人体のリズムに不調をきたしています。自然な音や美しい音色のハープで、耳から潤いを与え、リフレッシュ!森の中を歩いたり、古道を歩いたり、自然との触れ合いを感じたり、イメージすることにより、人間関係のストレス、テクノストレスなどの障害から気をそらせる事が可能となります。
2. ゆげたつ小川
温泉地方に来ると小川からもゆげが発っています。ゆげがゆらゆらと揺れ、心も開放され自然に戻っていきます。
3. To Pleasure
いつ聞いても昔を思い出させてくれるカッコウのさせずり、カッコウを探しに森の中深くに入って来てしまいました。★せせらぎの音や鳥のさえずりを1/fゆらぎとして考え、自然な繰り返しを演出しています。生命の自然な1/fゆらぎを全編に用いることにより、緊張している人間の生態リズムを、人間の正常な生態リズムへと変化させていきます。
4. 歌の翼
森の中は、緑も鮮やか、空気もとっても美味しいです。ゆったりとしたリズム、昔聞いた事のあるメロディーが緩やかに緊張した心をとぎほぐします。
5. 自然からのヒント
幻想的湖、鳥のかん高い泣き声が、深い青色を連想させ心が静まっていきます。音楽の中で、場面が変化し、周りの状況が時間軸上に変わっていく、音楽と真剣に向き合って聞かなくても、景色のイメージが変化しているので、気持ちにも変化が生じて来ます。
6. 虹架かる
霧が晴れ空一杯に虹が出ました。赤、紫、青、緑、黄色、それぞれの色が美しく、空の大きさを引き立てます。
7. 小鳥の癒し
小鳥は私たちに語りかけてくれている事も有るのでしょうか?人間との共存は、私たちの心を豊かにし、緊張を解きほぐしてくれているようです。
8. Lovely Small Bird
オルゴールから始まるこの曲は、きっとこの鴬も気に入ってくれていると思います。つかの間のオルゴールと鴬のコンチェルトでした。
9. Memories
かつて聞いたことのあるメロディー、昔の良い友達、昔の思い出、自由な連想をお楽しみ下さい。
10. 心理的開放へ
幹にきらきらと光る水滴、葉からたれ落ちる水滴、しっとりした空気が心を潤して、体を楽にしてくれます。
11. Cradle Of Music
ゆらゆら揺れて心地よくなりましょう。
音楽の揺りかごは、疲れた脳を1/fゆらぎでマッサージしてくれます。
12. 星とフクロウ
星の光とフクロウの泣き声・・この曲もゆらゆらと心地よく疲れた脳を1/fゆらぎでマッサージしてくれます。
13. Travel With Dream
自然の雄大さ、せせらぎの心休まる音、鳥のさえずり、音域のひろい音楽が全てを包み込みフィナーレです。
現代社会は将にストレス社会と言えるでしょう。そしてストレスがたまると胃が痛くなったり、下痢をしたり、頭が痛くなったり、元気がなくなってしまったりすることは、今や子供からお年寄りまで国民的な常識になっています。その一方で、なぜ、ストレスがたまると身体の具合まで悪くなるのかというと、それはあまりよく理解されていないことが多いのではないでしょうか。
それは、ストレスがたまった状態が、心身の慢性的な緊張状態をもたらし、それによって、自律神経系・内分泌系・免疫系といった身体のホメオスタシスを保つシステムに破綻が生じ、その結果身体のあちこちに異常が生じると考えられているのです。そこで、ストレスの影響を緩和するために、この緊張状態を解消する「リラクセーション法」が注目されるようになってきたわけです。リラクセーション法と言うと、マッサージ、鍼灸、リフレクソロジー、ヨーガ、アロマテラピー、など様々な方法が活用されていますが、誰でも手軽に活用できるものとして、音楽を連想する方も多いのではないでしょうか。
音楽効果を専門にしている立場から音楽療法に行き着いたという植地雅哉氏がプロデュースした「薬奏α波 1/fゆらぎによる緊張ストレス解消」では、将にこの緊張の解消が狙いになっています。
ちなみに、シリーズの名前にも入っているα波や1/fゆらぎとリラクセーションとの関係はどのように理解すればよいでしょうか。α波は気持ちよくリラックスしている時に多く認められる1秒間に10回前後波打つきれいな波形の脳波ですが、どの程度目が覚めているかという「覚醒レベル」と直接的な関連があります。緊張している時は、カッと目が覚めた状態で、α波は少なくなりますが、その一方で、リラックスしすぎてうとうとし始めると、またα波は少なくなってしまうのです。つまり、α波の多い状態というのは、緊張はないけれど眠気もないといったスッキリした精神状態に対応しているわけです。
一方、1/fゆらぎとは、自然の中にある様々なリズムに認められる変動パターンのことです(ローソクの炎が風にゆれている感じです)。このゆらぎが生体内の様々なリズムにも認められることが、自然の中に抱かれ、小川のせせらぎ、風のざわめき、波の音などを聴くことによって気持ちよさが引き起こされる理由の1つと考えられています。また、多くの人に好まれる音楽の周波数が1/fゆらぎになることも多いのですが、そのような場合には、「「意外性」と「期待性」とが拮抗して、適度な緊張感があってさわやか」になると、ゆらぎ研究の第一人者である武者利光氏は言っています。
本作品は、せせらぎの音や鳥のさえずりなどの自然音が全編に用いられており、音楽もそれに合わせて織り込まれている印象を受けます。植地氏の説明によると、「音楽の構成を時間経過的ストーリー仕立てにし、森の中を歩く、古道を歩く、自然と触れ合うといった具合に、曲の展開に伴って、場面が変化し、周りの状況が変わっていく」、そして、その中で、「音楽の季節を春に設定し、実際に季節が変わるのと同じように、音楽イメージで緩めてリラックスへと導いている」という工夫がなされているようです。このことは、全編に1/fゆらぎを行き渡らせる効果があるように感じられます。
実際に聴いてみると、早春の煌きの中を森に分け入っていくような情景が広がってくるように感じますが、それには曲名がとてもうまく付けられているということも関係しているのかもしれません。そして、時々ハッと気を引かれるような曲目展開に耳を傾けていると、いつの間にか優しい春の光の中で身体全体の緊張がほぐれていくような気持ちになってきます。身近な人にも聴いてもらったところ、「さわやかで、パソコン仕事も捗る感じ」と言っていましたが、それはちょうど上で説明したように、α波が増えて適度な覚醒レベルになっている状態と考えられるでしょう。
忙しい現代社会を生き抜く人々に、短い時間でもリラクセーションとリフレッシュが体験できる作品として推薦したいと思います。
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