天然石ビーズに日本銘石の一つ 『日高翡翠』の丸玉8mmが入荷しました!

日本銘石の1つ、日高翡翠(HIDAKA Jade)。

1966年に北海道日高町で翡翠が見つかったと話題になりました。

正確には翡翠ではなく、クロム透輝石の一種であり、クロムを1%ほど合有することにより淡い緑色を発色しています。

硬玉でも軟玉でもなく、しかしヒスイの特徴である織物状の構造をしていることや、色目や透明感などが翡翠に遜色ないことが認められ、番場猛夫博士(当時地質調査所)が、宝石学会誌に論文を公表したことにより、硬玉、軟玉につぐ「第三の翡翠」として世界で認められました。

しかし、すぐに資源は枯渇し、1970年代をピークに忘れ去られようとしております。

今後「幻の翡翠」として然物マニアの注目を浴びることは必至です。

他の成分としては、黒い斑点がスピネル。灰クロム柘榴石や、ペクトライトなどの角閃石類を確認することができます。

意味:知惠、長寿、飛躍。



【日本銘石とは】
日本各地で産出される石で、協会の定める規定に基づいて銘石リストに登録されたものです。
産地、歴史、色彩、構造など、世界的に共有すべき「石としての総合的な魅力」を持つ鉱物のことで、その価値が認められるものが対象となっています。
銘石は、その物によっていくつかの条件に判別されます。

・文化的に顕著な普遍的価値をもつ地域を産地とするもの。
・石そのものに歴史的謂れのあるもの。
・希少性などにより高められるべき価値のあるもの。
・地質学上、鉱物学上の魅力が認められるもの。
・後世に残すことが難しくなっているか、その可能性を有するもの。
・その存在を広く普及し、認知されるべきものであること。
・ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ自然現象、または産地を象徴するもの。

それらが日本銘石協会の認定する代表的な銘石の条件です。
ただの石材や名産品ではなく、銘石として銘を与えることでより存在意義や価値は高くなります。
また、まだその魅力が認められていない石や、時代とともに日の目を浴びることのなくなってしまった美しい石も存在します。
日本の石を銘石に認定していくことにより、今新たな評価を受けています。
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